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第6回:『滲-Shin-』の蔵元に直接お話をお聞きしました!!
2022.04.20

第6回:『滲-Shin-』の蔵元に直接お話をお聞きしました!!

第6回:『滲-Shin-』の蔵元に直接お話をお聞きしました!!

 

前回のコラムでは、『滲-Shin-』とセット販売される『辿-Sen-』についてご紹介しました!

『辿-Sen-』は、『滲-Shin-』の姉妹品として誕生し、中央アルプスの雪解け水と長野県上伊那のお米で造られた純米酒です。

セットでぜひ “中央アルプスの恵み” を味わってみてください!

(前回のコラムはコチラ

 

(写真:宮島酒店の仕込みタンク)

 

 

今回のコラムでは、なんと『滲-Shin-』の蔵元である宮島酒店社長の宮島敏(さとし)さんにお話しを聞いてきました!

造り手としてのこだわりや、想い、『滲-Shin-』の魅力、雪中酒製作のはじまりについて教えていただきました。

 

―――本日は、貴重なお時間をいただきありがとうございます。さっそくですが、雪中酒という取組のはじまりについて教えていただけますか?

宮島社長:元々千畳敷によく来ていて、その時から千畳敷の環境で酒を熟成させてみたいと思っていました。千畳敷は標高が高く、気温が一定に低く、この条件下で造られたお酒はどんな味になるのか純粋に興味がありました。ちょうどその時に、中央アルプス駒ケ岳ロープウェイが50周年ということで、“50” にかけて、精米歩合 “50”  %の純米大吟醸酒を限定500本という形で記念に実現することになりました。

 

(写真:宮島酒店宮下杜氏)

 

―――雪中酒造りに適した環境と、造り手の挑戦心がはじまりだったんですね!実際に初めて雪中酒を造ってみて出来栄えはいかがでしたか。

宮島社長:期待通り、香り・味ともに素晴らしいお酒が出来上がりました。

 

―――ちなみに『滲-Shin-』はいつ頃から造り始めるのですか?

宮島社長:9~10月にお米が収穫され、長野県大町市の精米工場で精米されます。11月ごろにその精米が酒蔵に運ばれて、12月に仕込み、1月半ばまでに搾ります。そして1月下旬に千畳敷に運んで雪中熟成させ、4月の下旬に掘り起こします。

 

(写真:蒸米)

 

(写真:麹)

 

(写真:搾りの様子)

 

―――約半年かけて『滲-Shin-』が造られているのですね。最後に『滲-Shin-』の魅力やこだわりを教えてください。

宮島社長:『滲-Shin-』の魅力は、千畳敷という雪中酒を造るにはベストな環境で熟成されている点です。お酒が凍らないマイナス20度をひとつのラインとして、千畳敷は常にマイナス10度から20度で保たれています。そういった環境の中で寝かせるので、香りはフレッシュさを保ちつつ、味はまろやかなものになっています。また、日差しの強い千畳敷で貯蔵するため、黒いビンを使用し、厚い雪の層を通った紫外線からお酒の風味を守るようにしています。

 

―――「雪中酒」というイメージだけでなく、千畳敷の環境が本当に香りや味に良い影響を与えているんですね!!来週の掘り出しがより楽しみになりました!短い時間でしたが、本日はありがとうございました。

 

 

来週はいよいよ『滲-Shin-』の掘り出し&販売開始です!
約4か月間雪の中で熟成させた『滲-Shin-』がついに掘り起こされます!
今年はどんな出来栄えになっているか楽しみですね!

 

また、下記から予約ページにとぶこともできます。

『滲-Shin-』予約ページはコチラから

 

 

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『滲-Shin-』についてのコラム。お酒の造られ方、オススメの飲み方など公開しています!

・第1回:『滲-Shin-』って何??日本酒の知識と滲について

・第2回:『滲-Shin-』の販売担当者に直接インタビュー!

・第3回:新しくオリジナルロゴを作成!!

・第4回:お客様アンケートまとめ なんで毎年『滲』を買っている??

・第5回:『辿-Sen-』と飲み比べはいかがですか?