みなさん、雪中熟成特別酒『滲-Shin-』をご存知ですか??
『滲-Shin-』とは、ホテル千畳敷売店で販売しています、数量限定の日本酒のことです。
毎年人気のお土産で4月に販売開始をして、7月頃には売り切れてしまいます。
なんと『滲-Shin-』は今、雪の中で眠っています(-_-)zzz
より美味しいお酒になるように標高2,612mで雪中熟成しています!地上に出てくるのは、4月下旬の予定です!
これからこの雪中熟成酒が”雪中”から掘り起こされるタイミングまで、こちらのブログで『滲-Shin-』についてのコラムを掲載していきます!
『滲-Shin-』の魅力や、販売に携わる人へのインタビューなどをご紹介できたらと思っています(*’▽’)
、、、ということで、第1回は雪中熟成特別酒『滲-Shin-』とはどんなお酒なのか?
日本酒の基礎知識とともにご紹介していきます!
知っている方も多いと思いますが、
日本酒は原料や造り方によって種類があります。代表的なものが下の3種類です。
・純米酒
水と米と米麹だけで造られたもの。
・吟醸酒
水、米、米麴、醸造アルコールが原料。精米歩合が60%以下まで精米したお米を使い、丁寧に発酵させる。
・本醸造酒
水、米、米麴に加えて醸造アルコールが原料。精米歩合は70%以下。
※精米歩合とは、原料のお米を削った割合のこと。精米歩合が60%の場合、40%削り取られています。
ちなみに白米は、精米歩合が90%です。
他にも数種類ありますが、
今回ご紹介する『滲-Shin-』は日本酒の種類でいうと純米大吟醸という種類です。
純米酒と同様に原料は米と米麹のみです。ここで使用されているお米は精米歩合が50%以下なので、半分以上削られています。このお米を「吟醸造り」という手法によってゆっくり丁寧に醸造していきます。
純米大吟醸酒の特徴として雑味のない、すっきりした味わいとなっています!
『滲-Shin-』は伊那市荒井の蔵元「宮島酒店」さんが醸造したオリジナル純米大吟醸です。
中央アルプスの伏流水がふんだんな伊那市横山で栽培された酒米「美山錦」を使っています。
中央アルプスの恵みで育った長野県上伊那郡のお米を使用して作ったお酒になります!
(千畳敷カールと『滲 -Shin-』)
こちらのお酒をわざわざ雪の中で熟成させるのには、どんな意味があるのでしょうか??
実は、、雪の中で熟成させることで
食品やお酒の鮮度を保つとともに、食品やお酒の熟成が進んで、貯蔵していたものがよりまろやかな味わいになる、といわれているんです!
雪中酒を貯蔵する場所は「雪室」といわれ、
古くから「天然の冷蔵庫」として雪国を中心に活用されてきたものです。
千畳敷カールの雪の中で3か月の間貯蔵しています。
たくさんの恵みを受け、『滲 -Shin-』はまろやかな口当たりとスッキリした味わいを両立させた仕上がりとなります!!
今後も『滲 -Shin-』に関するコラムをあげていきますので、興味のある方はご覧ください!
次回の投稿は来週水曜日の予定です。
また、下記から予約ページにとぶこともできます。
『滲-Shin-』予約ページはコチラから
(昨年の掘り起こしの様子)