中央アルプスは、高山植物や紅葉・雪山など
春から冬まで年間を通してお楽しみいただけます。
季節や目的に応じた楽しみ方をご紹介いたします
麓では桜が楽しめる千畳敷カールの春は、まばゆいばかりの残雪の世界。カール一帯は広大なゲレンデ。雪渓の上ではダイナミックなスノーボード・スキーやスノーシューなどの雪遊びが楽しめます。
とても爽やかな高山の短い夏。朝・夕は、冷ややかな大気が山頂を包みます。カール一帯は、高山植物のお花畑。クロユリ・コバケイソウ・イワカガミ・ツガザクラ・チングルマなどが可憐な花を咲かせます。真夏でも最高気温が20℃前後と、登山にもピッタリの季節。アクセスが良く、多くの山に囲まれた好立地から、多くの山好きが初心者・上級者問わず訪れる季節です。
秋には山頂から山麓へ、美しい紅葉が降りてきます。紅に、黄金色に染まっていく鮮やかな山肌。紅葉と緑のハイマツ、そして白い岩石がみごとなコントラストを描き出します。
千畳敷カールの紅葉は、チングルマなど小さな高山植物たちの草紅葉から始まります。その後木々が色づき、9 月下旬~ 10 月上旬には千畳敷カールと宝剣岳を中心にナナカマドの赤色やダケカンバの黄色、ハイマツの緑と迫力ある岩肌が絵画のような景色を演出します。また、10 月中旬ごろは千畳敷カールの初雪の時季となり、タイミング次第では、「山頂の雪」・「山の中腹の紅葉」・「麓の緑の木々」と、幻想的な「三段紅葉」をご覧いただけます。
純白の雪の世界は、清冽な美しさ。朝日に照り映えるファンタジックな樹氷のすばらしさに魅せられてしまいます。また、厳しい冬山登山にいどむ人たちの姿を目の当たりにできます。